劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!

モモタロスのなつやすみも一緒に扱います。
俺誕生は綺麗にまとまっていました。
ただし、これはジークのエピソードをテレビ版でちゃんと見ていることが前提。
逆に言えば、今年はテレビの方を見て劇場版の方も見てくれるだろうという自信の表れとも取れるがー。うーむ。
やはりこのやり方には疑問が残る。


あと、まとまっているにはまとまっているんだけど、まとまりすぎているとも言える。小じんまりとしちゃったかな、みたいな。
TVSPと表現するのがしっくりくる感じ。


ゲキレンが終了してから俺誕生への繋ぎとしてモモタロスのなつやすみが開始。
泳げないモモが泳ぐための特訓をするという話で、着ぐるみを無理やり二頭身にしている無理やり感が面白い。
内容も結構カオスだったので普通に楽しめた。
それにしてもウラが金髪のヅラをつけているのに滅茶苦茶笑ってしまった。


さて、俺誕生。
前述の通り、ジーク関連はテレビ版を見ていること前提の作りになっています。
わりと最初の方から出番があったのは良かったけど。でも中盤で撤退ッ
……何気に扱い酷くないか。
ウイングフォームはなー 空飛ぶのかと思ったら結局飛ばなかったなー
必殺技も微妙だったなー これは田崎監督だったらどうなっていたかなーと思わんでもない。


全体的に戦隊映画のフォーマットに則っていたような印象。
最初にキャラ見せの戦闘をやって、その後に事件発生。
事件を追い、終盤ではメンバーがそれぞれ敵と一騎打ち。
ラストは巨大戦で、赤とラスボスが決着をつけると。
逆にゲキレンがボスを3人でフルボッコだったなー


サプライズは特になく。
12歳良太郎こと小太郎が変身したソードフォームぐらいかな。
通常放送のスペシャルっぽい所まで戦隊映画っぽいなあという印象。
良太郎の両親についてもテレビで取り扱って欲しかった内容だなー
桜井侑斗の事とか、消えた時間の事とかがあるから語っている余裕はないんだろうけど。


劇場版予告でも使われている良太郎の「時間は消させない」のシーンは非常に良かった。
この少し前に良太郎が記憶を取り戻し、モモタロスが大はしゃぎで、さらにガオウに対して堂々と言ってのけるそのかっこよさといったら!
変身シーンがかっこよく決まらないのはご愛嬌(笑)
だけどガオウ配下のイマジンの攻撃を避けたり、ヤクザキックもどきをやったりで良太郎も普通に強くなってるなー


侑斗はテレビの方が活躍していたような印象が。
まあクライマックスシーンの為に影で動いていたわけだからなー
劇場版での使用カードは2枚かな?
最初の方で神の路線に入る時と、クライマックスシーンでの使用。
新規参入戦士があまり本筋に絡まない部分で個人戦をするって辺りも戦隊映画っぽいよなー(笑)
26話(7/29放送分)後のエピソードだったので、侑斗の態度が柔らかくなっているのも印象的だね。
衣装も25-26話での未来侑斗が着ていた衣装だったりで。


ボウケンブラック、地獄兄弟、浅倉だったガオウ配下のイマジンは浅倉以外はよくわからなかったな。
コブライマジン以外はあまり目立たなかったというのもあるけど。
コブライマジンの演技がほぼ浅倉と一緒だったのには笑った。少しだけデザイン似てるしなー(笑)