ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟

時間できたんで見てきたー
いやー、面白かった面白かった。


まずド肝を抜かれたのが冒頭のUキラーザウルス戦!
ハイクオリティなCGで繰り広げられる触手との超高速戦闘は脳汁が溢れまくる。
ヤプールの声が敵の強大さを物語っているのはいいねぇ。
もう頭からこんなもん見せられたらテンション上がらないわけがない。
宇宙人連合もやたら声が豪華だし。


一番最初のテンペラー星人のテンプレっぷりは吹いたけど。
頭悪そうな事言ってて郷里大輔声って捨て鉢になる運命にあるよなぁ(笑)
残りの3人にも散々な言われようで笑った笑った。
二番手ザラブ星人はハヤタ達が語ったように策を巡らして来るタイプの相手。
メビウスってベタな作戦なんだけど痺れ薬によって自由に動かない体を必死に動かして現場へと向かうミライの姿に胸を打たれた。
メビウスは軽く黒いラインが入ってる感じで結構かっこよかった。
動きもどことなく渋さが漂う。
その後三番手であるガッツ星人は分身で撹乱するパターンに。
メビウスが敗れ、死を覚悟したウルトラ兄弟が変身するシーンはもうとにかく感動するばかりで。
ちゃんとシリーズを追っている人にとっては、この変身シーンはとにかくたまらないものだったんだろうなぁ。
四番手のフリーザナックル星人も同時に現れての集団戦闘は実に良い感じだった。
「諦めない者が最後に勝つ」というのは少し前のメビウスの感想でも書いたけど、
脚本書いてる人間が書いてる人間だけにどうしてもガイキングがなぁ(笑)
まあ脚本が長谷川だって知ったのはEDでだったんだけど。
メビウスを助けた事で捕まってしまったウルトラ兄弟を助けるため、
一度は完全に敗れてしまったメビウスが再び変身し立ち向かうシーンはもうテンション上がりまくり。
この映画って1時間半の間でテンションの下がるシーンがほとんど無いのが凄い。
底力を振り絞ってガッツ星人を倒し、ナックル星人を倒し、そして兄弟を助け。
さあ良かった良かったと思っていたらUキラーザウルスの復活ときたわけで。
ナックル星人が爆発していなかった時点で怪しいなぁと思っていたけど、
やはり最後の最後まで生き残ったかー
でも口上中にUキラーザウルスに爆砕されたのには吹いた。


ヤプールが宇宙人達の精神をも支配して自身を復活させたっていうのはいい流れだった。
進化したUキラーザウルスネオはとにかくでかいの一言!
いやー、本当にでかい(笑)
その後は冒頭と同様に触手の嵐、嵐、嵐。
もうこのあたりから動きが早すぎてちゃんと目で追えなくなってきた(笑)
エネルギーが尽きてピンチのときにゾフィー兄さんとタロウがやってきたのはもう本当にいいタイミングで。
お前出待ちしていたんじゃないかと(ぇー
いつゾフィー兄さんが「ULTRAシステムだ……」とかいい出すんじゃないかとドキドキものでした(違
ウルトラ兄弟メビウス勢ぞろいは圧巻の一言。
タロウの出番は少なめだったけどその中でもストリウム光線の印象が凄い強い。
体全体をエネルギーが伝って放つっていうのはCGだと鮮やかな印象になるものなのね。
最後はメビウスインフィニティーになったわけだけど、光線技を放たなかったのだけは不満かな。
Uキラーザウルスネオの体内をぶち破るのはいいんだけど。
あとここざおとばかりにやってくれた納豆ミサイルによる板野サーカスとか(笑)
しかしメビウスインフィニティーは悪役顔だなー、黒いラインのせいで。
メビウスの方がまだ正義っぽく見える(笑)


もう一つの不満というとGUYSメンバーの影の薄さかなー
ウルトラ兄弟との競演がメインだから仕方ないとはいえ、ガンウィンガーがKOUBEジュピター(違)に隔離されちゃったせいで、
俺たちの翼までも不完全な状態だったのは切ない。
まあ最後に障壁が割れてウルトラ兄弟を目撃したGUYSクルーの反応が良い感じだったんだけど。
ジョージは影薄かったなぁ、劇場版だと(笑)
EDはCMの最後を飾っていた40周年パーティーの様子。
……いやまさか本当にこれが出てくるとは。
一瞬でもザ・ウルトラマンやゼアスが映ったのに凄い驚いた。
スタッフロールと映像と両方見てたらせわしないのが残念だったかなー
まあそれでも面白かったー
もう2回ぐらいは見たいなぁ、コレ。
DVD出たら買っちゃいそう。