機動戦士ガンダムSEED DESTINY

PHASE-50「最後の力」
ぁー、うん、えーと、うん。
今回のメカ作監の片方の日記、西川貴則のANN最終回で監督が出演した時にまだ納品していなかったという事実。
これからある程度覚悟はしていたけ、どこうも打ちのめされるとは。


バンクと絵コンテ流用ばっかなのはね、もういつもの事なんで怒りはしないんですよ。
新規作画が気合入ってたからそれでいいし、もう。
まあマトモなのが運命VS隠者しか無かった気もするけど。
それすらもフラッシュエッジ2を足サーベルで蹴り落とすのを使いまわしてたけどさッ


何で僕がこうも打ちのめされているのかと言うと、全てはEDです。
本編の超展開に関してはまあこんなもんかって思ってたわけで、そこまでだったら別に可も無く不可も無くなわけですよ。
シンもルナも生き残ったし。話の本筋からは脱落したけどさ。
過去のエピソードをバックにスタッフロールを流すというのはよくある手法なんで別に構わないです。
だがね、そのスタッフロールが終了した後にアークエンジェルから発進するストライクフリーダムのバンクで締めくくるっていうのはどうなのよ。
こういう形式だったら最後に何かしらちゃんとした映像を挿入してくれと。
色々と詰め込みすぎだった前作の最終回ですらFind the Wayをバックにアイリーン・カナーバの停戦勧告を流したり、
あんま意味の無い台詞だけどキラの「僕達の、世界は……」で締めくくったりしてくれたわけでさ。
きみーのーすーがーたーはー→ヤケクソのようにMSが浮いてるシーン→いきなりスタッフロール→ストフリ出撃って、こう、ねぇ。
んでだ、これで本当に「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」という作品が終わるのであればだね、もう諦めが付くわけですよ。
だけれども、だけれども。DVDの13巻に40分予定のスペシャルエピソードが付くってどういう事ですか。
これってさ、あんまりにもあんまりで欠番にしたいPHASE-41「リフレイン」という総集編が存在していなければ、
もっとちゃんとした形になっていたであろうって事ですよね、きっと。
前作のPHASE-51のように本当に特典映像って感じの内容が付くのとは訳が違うでしょ。
これのおかげでもう何つーかモヤモヤが。怒りが。


……何だったんだろうなぁ、この作品って本当に。
議長のデスティニープラン発布以降が全て蛇足だった、もう。
ジブリール倒してそれで終わりで良かったじゃん、うん。