鋼の錬金術師 -FULLMETAL ALCHEMIST-

第61話「神を呑み込みし者」
終始鳥肌立ちっぱなし。
OPがねー!?と思っていたら親父の仕掛けでアメストリス国民復活→レインが流れるという演出にやられた!
ベタベタな演出だけどやられた!
そしてスカーとブラッドレイの決着がもう気合入りまくりですげーのなんの。
本当にブラッドレイはアクション面で愛されまくってるなぁ。
まあしかし尺がカツカツである。今回も超高速で進めていたようで。
その分話の密度は濃いからアニメ初見だと悪くはない。
セリムとの決着は「ここでキンブリーを食った事が生きてくるか!」とまたも鳥肌。
もう本当にこういう伏線は大好きですよ。たまらん。


そしてこの余韻を吹き飛ばす親方すぅまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!で噴いた。
こりゃ最終回とかも酷そうな雰囲気が濃厚である。




第62話「凄絶なる反撃」
まさにサブタイの通り。
ブリックス軍の集中砲火、“鷹の眼”で狙う焔の錬金術、父親に牙を剥くホムンクルス
錬金術と格闘術のミックスで徐々に疲弊させていく様が燃える。
そしてそれでもまだまだ倒しきれない“お父様”のラスボス感にも鳥肌。
今回の一番の鳥肌シーンはやはりアルの錬金シーンか。
メイがいたからこそ陣をすぐに描き発動できたエドの右腕の錬成……
そしてその右腕で“お父様”に勝利するエド
更にそこに畳み掛ける連載初回の決め台詞と流れに鳥肌立ちっぱなし。
うーん、先に牛さんの漫画の方で見たかったかもー




第63話「扉の向こう側」
お父様はあのまま倒れるかと思ったらグリードも道連れか……
グリードだけはホムンクルスの中でも真っ当に生存するかと思ったけど、それはやらないか。
この辺り、ハガレンって本当にシビアな物語だと思う。
業を犯したものはそれ相応の報いを受ける。
その法則は決して捻じ曲げられていない。


どうやってアルを助けるのかと思っていたら、真理を代価にするとは……!
錬金術は使えなくなるけど、そんなのエドにとっては関係ない。
長い旅路の果てに、人間は人間である事を学び、実感したエド錬金術は必要ない、か。


そしてホーエンハイムの死。
エドに「親父」と呼んでもらえ、エドに子供が父親を犠牲にするなんて事を教えてもらい、
そして愛する妻の墓前で安らかに死ねる幸せ。
望んだ死が目の前にあっても、それでも生きたいと思うのは人間の傲慢か。
5クール目は元々EDが親父視点だった事もあり、
曲はOPだけど今回のEDが完全親父仕様だったのは良かったと思う。


遂に次回最終回。
いやはや、どういう終わり方になるのやら。
原作の最終回もちゃんと読みたいなぁ……