H2O 〜FOOTPRINTS IN THE SAND〜

第十二刻「H2O」
うーん、改めて見てもBパート後半以降の展開がどうにもしっくり来ない。
正確には事故の部分。
何であそこではやみを事故に遭わせてしまうのかなぁと。
初見……というか昨日のイベントではモニタがよく見えなかったこともあって、
幼い琢磨の幻想が目の前を駆け抜けて〜みたいな演出に見えたんだけど、そうでもなかった。
事故に遭ったシーン、子供とはやみが向こう側に消えたように見えた演出だったのは「直接ぐしゃ」はアウトだったからだろう。
母親が事故に遭うシーンも何パターンか用意してアレにしていたようだし。
爺さんの顛末も引っ張ったわりには随分とあっさりとしたものに。
でも追い詰められたときの表情は素敵だった。


はやみ復活に関しては本当に復活したのか、それとも未だ琢磨は死に傾いている者を視ることができるのか。
そのどっちとも受け取れるわけで。
これなー、はやみが重態で意識不明とかだったらそんな違和感はねーんだけど、
ほたるが黒装束で焼き討ちされたゴンドラに向かっているシーンがあるのがねぇ。
これで表向きは「はやみは死亡した」んだと見ることができる。
まあ一応、意識不明でも辻褄は合うとは思うんだけど……
でも黒装束のシーンは引っかかるよね。うーむ。


まさかの新キャラクター「はま紀」はなー(笑)
どうも台本に「はま紀」って書かれていたらしいんだよね。
ちゃんとH2Oブログで名前が載っていて流石だと思った。
それにしても父親があんな格好していたら子供は相当かわいそうな子に育つと思うんだが……
真紀か雪路の教育に期待。


総評
色々と詰め込まれた作品だったという印象。
当初は琢磨が1話ラストでいきなり見えるようになって面食らったものの、
「視えている」状態に過ぎなかったという展開に驚かされた。
あと突然の魔法少女
また色々と展開をすっ飛ばしての海に関しても実は「目を閉じている写真を撮る」という役割があったトカ。
でも元は8話だったらしいんだよね、海……
……4話になったおかげでマジカルおとはが生まれたんだと思うことにしておこう。
お気に入りは4、6、7、8、9話
4話は単純にドタバタ回として。
6話はゆい様がはやみのことを知り態度が変わるところが。
7話はほたるの最終回として。
8話はいろんな意味で大好き。
そして9話。個人的にはここで最終回でもいいかなーと。


色々と思う部分はあるんだけど、この全12話楽しませてもらったなーというのが全てかなぁ。
何だかんだで楽しんでいたというのは大きい要素だ。
文句というかアレコレ言いつつも楽しめる部分がなければ、基本的に途中で切っちゃうしね。
元々キャスト目当てで見始めたから、そういう部分での牽引力もあったけど、
物語自体の牽引力も十分あったのかなぁと。