H2O 〜FOOTPRINTS IN THE SAND〜

第九刻「穂積」
今週も良い最終回でした。
序盤は微妙だったけど、5話辺りから普通に面白くなってきた気がする。
いや、単発エピソードとして考えると4話からと表現したいが、3話からの繋がり完全無視だったのが問題だ。


沢衣村の祭りとは、鈴が象徴となっているようで、その鈴を渡す云々で告白の話になっていた。
琢磨は母親の形見の鈴を持っており、それが告白の意味を持つことを知らず、持っていってしまったわけで。
とりあえず勘違いするゆい様が面白い。動揺する様子がかわいい。ストレートもなかなかに良し。
そんなラブコメをやっていたものの、村の大人……具体的に子分ABの親父どもは小日向が普通にしているのが許せない。
子分ABがちゃんとはやみを認めていることにプチ感動した、このシーン。
そんなわけではやみの暮らしていたゴンドラ炎上。
今回ラストでゴンドラ炎上かなーと思っていたので、Aパートラストで炎上したのには驚いた。


暮らす場所がなくなったため、琢磨の家にはやみが居候。
どきどき☆同棲生活開始ですよー いや、おじさんいるけど。
「村に一人で住んでいるかわいいお嬢さん」としてはやみと接するおじさんが地味に良い。
こういうシーンがあるから、マジカルおとはイベントで二人ともおじさんが良いって言っていたんだろうなぁ。
意外だったのは、村の会合で村長が「小日向にこだわらなくてもいい」と言っていた点。
ひなたがほたるに戻ってしまった時点で村長はもうあまりこだわらなくなってしまったんだろうか。
なんかあっさりと鞍替えしてしまったような印象が……
はやみと村長がすれ違ったシーンで、村長が琢磨に何か吹き込んだのかと思ったのだけれど、そんな様子もないし……
いやまあ、琢磨はもう揺らがないだろうけれど。


よくよく考えると、琢磨は他のヒロインのことを知り救ってはいても、自分のことは話していなかった。
「何も知らないから話せない、弘瀬のことが知りたい」と吐露するはやみに対し、嫌がっていた母親のことを話す琢磨。
自殺だったというのはショッキング。自殺の背景については特に語られないかなー
それにショックを受け、無理矢理聞き出して心を傷つけてしまったことを悔いるはやみ。
でも、そんなはやみに心を触れさせたんだと諭すほたる。
友人に幸せになってもらいたいというほたるの心にも触れたことで、ついにはやみと琢磨の気持ちが通じ合う。
あの風の吹く丘で、月をバックに抱き合う二人のシーンが非常に綺麗。
輝く月をバックにするというのはベタなんだけど、効果的な演出だよなー


そんなこんなで、残り3話ですよー
次回はあらすじ見ると実質今回の内容ばかりなので、話がどう動くのかが読めない。
サブタイから考えると、小日向へのわだかまりが解ける話?
予告のほたるが実に黒い。つーかはやみ狙いですか。ご褒美です。