仮面ライダー電王

第49話(最終話)「クライマックスは続くよどこまでも」
ウラ、キン、ジークの登場の仕方は想定内だったものの、やっぱり酷い理由だ。
でもジークは良かった。結局ウイングフォームの出番はなかったけど。
そしてまさかのクライマックスフォームとウイングフォーム以外の全フォーム登場。
最終決戦でのとどめがソードフォームっていうのが電王の一番大きい特徴なのかも。
劇場版も上位フォームは登場せず、ソードフォームで牙王と戦っていたし。
クライマックスフォーム・ジークもいるよバージョンが出るかと思ったけど、俺の必殺技・ファイナルバージョンも良かったのでまあいいか。
ファイナルバージョンは予想してなかった形での必殺技だったんで、満足ですよ。
アルタイルフォームは最後の桜井さんが発行したゼロノスカードだったか。
結局桜井さんは消えてしまったけど、ここから新しい桜井侑斗の未来が始まるのだと思うと色々感慨深い。
分岐点に関しては、役者の体調とかの面をなんとか強引に処理したなーっていう。
役者の問題以外でコハナになる必然性はないからなー。まあこの辺りも特撮の醍醐味か。


総評。
毎年のことながら、事前情報の時点では何じゃこりゃだったんだけど、1話のモモ粉砕でがっちりハートを掴まれた。
タロスズのキャラがすごい立っていたので、見ていて楽しかった。
逆に、そのせいで漫才がクドすぎる部分はあったけど。
ただし、タロスズという緩衝材がいたおかげで、わりとデリケートなネタが多い中でもひどく重苦しい空気にはならなかったんだろーなーと感じる部分はあったりで。
タロスズ、デンライナー、劇場版とのリンク等、色々と実験的な要素が多い作品だったなぁ。
あとはフォームチェンジの仕様の関係で高岩さんの凄さを思い知る事ができた。
良太郎も演じ分けキッチリしていて良かった。
終わり方は平成ライダーの中ではかなり綺麗な方かな。
いや、クウガ見てないし、アギトも終盤しか見てないけれど。