ナイトウィザード The ANIMATION

The Lase Episode 「ハッピー・バースデイ」
特に大きなサプライズはなかったものの、綺麗に終わってくれて至極満足。
2ndで柊の卒業は確定事項とはいえ、実際に卒業式が見られるのはなんと感慨深いことかッ(笑)
卒業できたものの、エンディングでアンゼの連れて行かれるのはいつもの柊のエンディングだなぁ。


エリス救出の鍵は今回も大活躍の僕らのドリームマンッ!
ちゃんとぐるんぐるん手を回しているのに感動した。
8話でエイミーが食われた扉はエリスが囚われた心の闇だったのか。
あそこに出て来た怪物が本来のシャイマールなんだろうな。もしくはシャイマールのイメージ。


アンゼが直接力を行使するのは駄目ってのは、POLを読んでいるとどうしてもツッコミを入れたくなる。
あれはイレギュラーな出来事だったが(笑)
くれは復活の鍵は、そんな縛りを破ったアンゼロットと利害が一致したから協力するリオン。
利害が一致するから協力する。
この辺は2ndでの冥魔に対し協力する姿勢と似たような感じなのかなぁ。


キリヒトの神の盾を突破する為の伏線はちゃんと張ってあったんだなぁ。
特にエリスのビンタは思いっきりさらっと流してたわ。
結局、命がアレだけの出番だったのは残念。出てきてくれただけでもありがたいんだけどね。
それにしてもEDかけつつ最終決戦とかちょうもえるんですが。
こんな静かな曲でもちょうもえですよ。


総評。
原作をプレイした者にとっては今期トップレベルの作品でした。
原作未プレイでも、王道展開に惹きつけられた人はいたんじゃないかなぁ。
結果的に、話が導入なせいで一番微妙だった気がする。柊がちょっとクドかったから。
でもまあ、しかし本当に『わかっている』アニメ化で本当に満足だ。
前回も書いたけど山本監督と藤咲あゆな氏には足を向けて眠れないねッ!!
ファンサービスは原作知らないと疑問符が飛ぶのは仕方ないだろうなぁ。
主にサンプル人狼と命。
マユリとドリームマンはちゃんとシナリオ上、活躍していたし。
……マユリは完全にあかりんのサポートだったけれど。
まあ命も灯がエリスを狙う動機付けになっているから、ただのファンサービスではなかったわけだけど。
あー、こうやって思い返すとほんとよくできたアニメだったなぁ。