アイドルマスター XENOGLOSSIA

第26話「月とペンギン」
す、すげー こんな綺麗に終わるだなんて予想だにしなかった。
最終回だけでも結構色んな要素があったのに、それを適度な密度で描いていて良かった。
朔だけちょっと描写少なかったなーとは思ったけど、最後の最後でコミカルな描写が見られたのは○かも。


まさかここでコラプサー装備インベルを春香が操縦する事になるとは。
ほんと、後期OPって後半の要素をこれでもかと詰め込んだ内容だったんだなぁ……
初のiDOL3体によるドロップ撃墜シーンは演出・作画・挿入歌が微熱と非の打ち所がないシーンだった。
最終回のEDは伝統に則って微熱かなーと思っていたから、ここで使われたのは本当に驚いた。
結局EDは残酷でしたが。悠久の旅人で締めてもらいたかった気もする。


やよいはとことん影が薄かったけど、唯一春香が弱みと見せられる人間なので最終回での役回りは本当に良かった。
ペンギンの下りは唐突で電波入ってたけどなッ
まあでも解釈には「ああなるほど」と思わせるものがあった。
ラストの「ダイスキ」は反則だなぁ。「知ってるよ」という春香の台詞も泣ける。


総評:
 始まる前はネガキャンやってたけど、見始めたら普通に面白かった。
 特に植竹脚本と吉野脚本の回がお気に入り。
 当初は原作とのキャラの違いに戸惑ってたけど、最終回を終えた段階では何とか違和感はなくなっていた。
 シリーズ構成の花田氏にはローゼン2期や特別編での不安があったんだけど、思ったよりは綺麗に終わらせてくれて良かった。
 iDOLはセカンドアームのギミックが良い。あれはかっこいい。
 惜しむらくはもっとiDOL同士の戦闘が見たかったということ。
 まあ、そこはメインじゃないから仕方ないのかなー